2021.02.14 移動販売(キッチンカー)開業お役立ち情報

移動販売・キッチンカーの開業準備からオープンまでの流れを解説!

 

本業以外に副業したい人の中でも移動販売やキッチンカーで開業する人が昨今増えてきています。「キッチンカーで週末開業したい」「夫婦で独立して働きたい」と思っていても、開業準備やオープンに至るまでどのような手順で進めたらよいかわからない…という方にこちらでは具体的な開業準備やオープンまでの手順を解説していきます。

 

移動販売・キッチンカーの開業手順を知る

キッチンカー(移動販売)で開業するためには、車両や原材料などを調達するほかに開業手続きが必要になります。事前に開業手順と流れを知っていると、開業までがスムーズです。以下で流れを簡単にご説明します。

 

開業届を税務署に出す

独立開業する人以外にも週末副業をする人は青色申告をして「事業の開始」を税務署に届出します。開業届を出す際には「屋号(店舗の名前)」や「事業の概要」などを詳細に記載できるようにします。届出の際には、マイナンバーカードと本人確認書類のコピー(免許証やパスポートなど)が必要になるので、持参するようにしましょう。

 

開業届は事業をはじめる1か月前に提出するようにします。

 

青色申告で事業者の登録を済ませよう

青色申告で最も大きなメリットは最大65万円の青色申告特別控除が受けられることです。税務署で開業届を出す際に複式簿記で申告することで特別控除以外にも、従業員への給与(専従者給与)や30万円までの物品購入費を経費として計上可能になります。

 

事業開始と同時に青色申告で確定申告を受けようとする場合には、開業届と一緒に「青色申告承認申請書」を提出します。

 

年度末の確定申告に備える

1月1日から12月31日までの事業所得を翌年の2月16日から3月15日までに確定申告します。キッチンカーで普段の業務などをおこないながら、年度末だけに慌てて収入や支出を帳簿作成しようとすると、時間がかかってしまいます。事業を開始したと同時に帳簿作成をおこない、事業開始時に購入したものやかかった経費などもこまめに記帳するようにしていきましょう。

 

初心者でも帳簿管理しやすいフリーソフトを使ったり、税理士に相談したりするようにしながら年度末に慌てず申告できるようにしましょう。

 

キッチンカーで起業するための資金計画を立てる

キッチンカーや移動販売車で独立開業や副業を考えている場合、頭を悩ませるのが資金計画です。もともと飲食店経営をしたい、自分で事業を展開しようと潤沢に資金がある人でも、長いスパンで事業を継続させていくためには、売り上げに左右されない程度の資金計画が必要になります。

 

また公的資金である政策金融公庫や銀行から資金の融資を受けたい場合には、事業計画が必要になるので、初期投資以外にもランニングコストなどについてもしっかり見極めておくようにしましょう。

 

キッチンカーの開業に必要な資金について概要を説明します。

 

  • キッチンカー・移動販売車にかかる費用

キッチンカー購入費

約200~250万円

現在所持している車をDIY改造する

約50万円

業者に持っている車を改造してもらう

約100~150万円

レンタカーを使う

1日約5万円

車検代(2年ごと)

約2~6万円

駐車場料金(月額)

約1~6万円

営業許可・保険料など(年額)

約2~7万円

ガソリン代(走行距離による)

約2~5万円

 

  • キッチンカーで営業するために必要になる初期投資

調理用具・厨房機器

約10~30万円

販促(ポスター)・看板

約1~10万円

PL保険料(年額)

約2~約6万円

 

  • 毎月必要になるもの

消耗品(衛生用品、容器、紙ナプキンなど)

約1万円

 

飲食店を店舗で始めようとすると1千万円ほど必要といわれています。一方キッチンカーで開業する場合には総額で約300〜400万円程度から始められ、資金が少し足りないという場合には、融資やローン、助成金などを利用して開業することも可能です。

 

東京都ではキッチンカーを始める場合一定の条件をクリアした事業者に、100万円の助成金が受けられる制度があります。新型コロナウィルスの影響もあり、国や自治体でキッチンカーを助成する制度が設けている県も増えてきています。新規事業についての助成金が受け取れる県もあるので、事業立ち上げの資金が足りない方はチェックしておくことをおすすめします。

 

何を売る?どこで販売するかがカギ

キッチンカーを入手する前に「何(食品)をどこで(地域)販売する」のか明確にしておくのがポイントです。シンクや給排水タンクの容量など規定がサービスするメニューと営業を希望する地域で異なるからです。

 

キッチンカーで開業する営業許可証を受け取るためには、飲食店営業(フード系アルコールあり)、菓子製造(スィーツ系)、喫茶営業(アルコール以外のドリンク)の営業許可が必要です。

 

事業計画を立てるときには、キッチンカー購入前にどのようなサービスを提供していくか考えておくことで営業許可申請が通りやすく、オープンまでのスケジュールがスムーズになります。

 

キッチンカーで独立起業するメリット・デメリット

キッチンカーで開業しようとする場合、最もスムーズなのがフランチャイズ契約をすることです。加盟せず独立してキッチンカーを運営する場合、車の内装やパッケージ、自分が提供したいメニューを提供できるなど、自由度が高いというメリットはあります。

 

しかし初めて飲食業に携わる人や独立開業する場合には、手続き関連やメニュー開発、事業継続のノウハウがわからないという人も多く、思っているよりも収益が出せず結局廃業してしまうケースも少なくないのです。

 

キッチンカー専門のフランチャイズに加盟したら起業までのノウハウやメニュー開発、キッチンカーの製作や貸与なども含め、サポートが手厚く事業資金も抑えられ、最短でスタートできます。「起業したいけれど何から始めたらいいかわからない」「メニュー開発はどうするか迷っている」なら、断然フランチャイズがおすすめです。

 

事業開始にかかわる手続きのノウハウやメニューの作り方に加え、事業形態や展開地域にあったキッチンカーを貸与、販売してもらえるので、一から考える必要がなく、圧倒的に失敗も少ないからです。

 

やりたいことがすでに決まっている人は、提供したいメニューを展開しているキッチンカーのフランチャイズを探し、複数社のサービスを比較検討することで自分にあった事業スタイルが見つかるはずです。

 

営業許可を受けるポイントとは

前述しましたが、キッチンカーで食品を加工販売する場合には、営業許可がスムーズに受けられるポイントを知っておくことが大切です。サービスを提供するうえで必要になるキッチンカーの内装や設備に加え、資格取得など許可申請までの流れとポイントについてご紹介します。

 

移動販売、キッチンカーを入手する5つの方法と注意すべきポイント

キッチンカーを実際に購入する前に、保健所の営業許可申請がスムーズに終えるために必要な知識や手順を抑えておくようにします。

 

営業する場所や販売するもので内装が異なる

キッチンカーや移動販売をどこで営業するかによっても内装が変わってきます。地元だけで営業する場合なら管轄する保健所のみの営業許可申請をおこないます。将来的に地元以外にも首都圏で開催されるフェスやイベントにも参加してみたいと考えているなら、営業拠点以外にも首都圏での営業許可申請ができる内装と設備が必要になります。

 

行政地域によってシンクの数やタンクの容量が異なるため注意が必要です。

 

前述しましたが、食品を販売するだけの移動販売と、調理加工し実演販売するスタイルのキッチンカーでは、車内の営業許可に必要な設備が異なります。提供するメニューやサービスによっても内装設備などが異なるので、キッチンカーを入手するまでに調べておくようにします。

 

営業許可申請の条件を満たさない条件で製作してしまうと、保健所での申請が降りず再審査になります。スムーズなスケジュールでオープンさせるためにも、事前の確認をすることが重要なのです。

 

移動販売・キッチンカー専門業者に製作を依頼する

キッチンカーで営業するために最も大切な商売道具である「キッチンカー」。飲食店と同じように大きな設備となり、営業許可申請をクリアする内装設備が必要となるので、専門業者に依頼する人も少なくありません。

 

キッチンカーの製作依頼をするときには、営業許可申請の経験やノウハウがある業者に依頼するようにします。いくつかの業者に相見積もりを取得して予算や希望に合ったキッチンカーを購入しましょう。

 

フランチャイズでキッチンカーを購入する

キッチンカーの製作や営業許可申請は複雑だと感じる人にお勧めなのが、フランチャイズに加盟することです。フランチャイズによりますが、キッチンカーの製作や販売、リース、買い取りまで行っている企業もあります。

 

キッチンカー(移動販売)のフランチャイズ企業の中には毎月一定額を支払うことで車両をリース契約できるところもあります。営業許可申請に対応した設備やパッケージになっていることのほかにも、初期費用や車検費用が抑えられるなどのメリットもあるので、「自分がやりたいこと×フランチャイズ」でスモールスタートしてみるのもおすすめです。

 

DIYで自作する

自分の営業スタイルに合わせた車を購入または所有している車を改造し、DIYしてキッチンカーに改造する方法もあります。DIYは材料費や工賃を抑えて安価にできるというイメージはありますが、車検に通ることも考えなくてはならず、営業許可が通っても車検が通らないというケースも少なくありません。

 

内装以外にも外装が国土交通省の「道路運送車両の保安基準」を満たしているか確認してから製作するようにします。車検のたびに外装を基準に合うように変更するのは時間がかかることもあるので、自作する場合には事前にチェックしておくようにしましょう。

 

レンタルして開業する

イベントや一定期間のみ開業する場合には、キッチンカーをレンタルする方法もあります。1日あたり数千~1万円程度で借りられることや、ランニングコストがかからないのがメリットですが、毎週末営業する場合や事業を継続して行う場合にはかえってコストがかかることもあります。

 

レンタルした場合であっても駐車場料金やガソリン代など、車を維持するお金が必要になることも。キッチンカーをスポットで利用する場合を除いては、割高になることも知っておきましょう。

 

研修や備品はどうする?実際の営業までにしておくこと

初めて飲食サービスをおこなう人や、自分以外にもスタッフを雇用する予定の場合、研修期間は必須となります。スムーズな調理やお客さんへの対応など営業までに学んでおくべきことについて解説していきます。

 

一人でキッチンカーを運営する場合、作業導線の確保は必要不可欠です。調理してお客さんへどのように商品を手渡すか、支払いはどうするかなど一人で調理からサービス、会計までおこなえる導線をイメージし、確保するようにします。キッチンカーの中でスムーズに動けるよう、足元には大きなものを置かないようにし大きく動かなくても作業ができるように工夫します。

 

サービスの流れに合わせて必要な資材も用意します。お客さんへ提供する包装資材やナプキン、スプーンや箸など以外に、衛生面を保つために必要なキッチンペーパーや布巾、アルコール消毒液、ウェットティッシュなど消耗品も潤沢に用意しておくようにします。

 

自分以外のスタッフをアルバイトで雇い入れる場合には、営業日までに数日間研修を実施し、スタッフの技術やサービス向上を図ります。

 

フランチャイズなら研修から営業までスムーズ

キッチンカーで開業する場合、フランチャイズなら調理技術から商品提供、お客様対応まで研修が受けられるのでスムーズです。必要になる資材についても研修が受けられるので、営業してから慌てて用意するということもありません。

 

営業場所の確保はどうするか?

キッチンカーや移動販売で開業する場合、重要なのが「どこで売るか」ということです。集客できる地域やイベント、場所で営業することで売り上げが左右され、安定した収入が得られます。

こちらでは場所や客層、メリットについても解説していきます。

 

  • イベント

大きなイベントでは集客しやすく、ファミリー向けや若い人が集まる場所であれば一定数の集客が見込めます。イベントのテーマに沿ったメニューで出店することや「地消地産」など独自のメニューを販売することで注目されやすくなります。

 

  • オフィス街

オフィス街ではランチタイムが一番繁忙な時間帯となり、11:30~14:00がピークを迎えます。お昼ご飯代わりになるフード系など以外にもスィーツも人気があります。

 

  • 商業施設・遊戯施設

ファミリー層や小さなお子さんの集客がみこめるのが商業施設や遊戯施設です。土日祝日や長期休暇などは特に集客が見込まれ売り上げが伸びやすい反面、屋外で展開する場合にはその日の天候や気温などに左右されることもあります。

 

  • 公園や公共施設

公園や公共施設に出店する場合も土日祝日、長期休暇など人が集まる日や時間帯を考えて出店する必要があります。ファミリー層以外にも施設を利用する地元の人が利用するので、地域密着型の人気店になることもあります。

 

  • 大学・専門学校

大学や専門学校では空き時間やランチタイムに利用客が見込めます。フード系以外にもスィーツなど若い世代が利用することを想定し、メニューやサービスを展開していくようにします。

 

  • モバイルショップ、カーディーラー、住宅展示場など

モバイルショップやカーディーラー、住宅展示場などでは集客の為に週末ごとにファミリー層を狙ったイベントを開催することがあります。

 

 

カラーカフェなら独立開業するまでのサポートが厚い! 

男性、女性、ご夫婦で移動販売を起業したい方は、COLAR CEFE(カラーカフェ)のフランチャイズで開業を目指しませんか?クレープ屋さんの開業準備から、営業許可申請の仕方、調理方法や集客方法など初めて飲食業を始める人も移動販売経営のノウハウを一から学ぶことができます。

キッチンカーも新古車を使って、オーナー様の好きなキッチンカーに仕上げるので「自分だけのオリジナルのキッチンカー」を所有できます。

出店場所もカラーカフェからイベントや施設をご紹介するので、「出店場所が見つかるか不安」「どこに出したらいいかわからない」という人も安心です。

クレープ・スイーツ屋さんの移動販売にご興味がございましたら、是非お気軽にお問い合わせください。

 

 

開業説明会へ是非お越しください。

まずは資料請求をしていただき、事業内容やフランチャイズについて
ご興味がございましたら、ぜひ開業説明会へご参加下さい。
移動販売開業についての不安や疑問はなんでもお気軽にご相談下さい。

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