2021.01.25 移動販売(キッチンカー)開業お役立ち情報

コロナ禍でも安定的に利益を出せる移動販売・キッチンカーの経営とは?固定店舗から移動販売へ!

 

コロナショックで厳しい状況が続いている飲食業界ですが、コロナ禍でも利益を出せる業種として、あらためて脚光を浴びているのが移動販売・キッチンカーです。テイクアウトやデリバリーへの転換を検討している飲食店経営者の方も少なくないでしょう。

 

今回は、移動販売は「なぜ、安定的に利益を出せるのか」、その理由を解説するとともに、開業までのステップをご紹介します。

 

コロナ禍で深刻な打撃を受けた飲食業界

 

新型コロナウイルス感染症の影響を真っ先に受けたのが飲食業界です。多くの飲食店が深刻なダメージを受け、経営存続が難しい状況へと追い込まれました。まずは、なぜ飲食店がそこまで深刻な状況に陥ったのか、その理由を見ていきましょう。

 

飲食店は「3密」の場所

新型コロナウイルス感染症拡大を防ぐために推し進められたのが、「3密」を避けるという対策です。集団感染の共通点が「密閉・密集・密接」にあることから、政府は「感染拡大を予防するための新しい生活様式」として3密の回避を推奨しました。

 

もうひとつのキーワードが「ソーシャルディスタンス」(またはフィジカルディスタンス)です。ソーシャルディスタンスは、直訳すると「社会的な距離」という意味。新型コロナウイルスは飛沫感染するため、人と接触するときの距離を一定以上保つ必要があるということです。

 

飲食店は、まさにこの「3密」の場所であり、ソーシャルディスタンスを取りにくい空間となっているため、通常営業ができないという状況に陥ってしまったのです。

 

飲食店は休業しても固定費がかかり続ける

客足が遠のけば、当然のことながら売上は落ちます。しかし、飲食店の場合、たとえ休業したとしても大きな固定費がかかり続けるビジネスになっているため、売上ダウンは致命的なものとなります。

 

飲食店経営にかかるコストを見てみましょう。

 

<コスト>

  • 食材原価
  • 家賃
  • 人件費
  • 光熱費
  • 広告費
  • 雑費
  • 借入金の返済

 

休業することで抑えられるコストは食材原価と光熱費のみで、家賃や人件費を筆頭に、固定費の負担が続くことがわかるでしょう。つまり、休業して売り上げが0円になっても支払わなくてはならないものが多いため、資金繰りができずに潰れてしまう可能性が高まるというわけです。

 

飲食店の利益率は一般に5~8%程度が多く、もともと薄利多売な業界です。営業時間を短縮したり、席数を減らしたりしてソーシャルディスタンスを確保すると、売上よりもコストが上回り赤字が続くということに。あっという間にお店を存続できなくなるのです。

 

コロナ禍でニーズが高まった移動販売・キッチンカー

 

コロナショックにより、衣食住のさまざまな業種が苦境に立たされました。そんな中、アフターコロナ時代の経営を見越して、移動販売・キッチンカーへの業種転換を検討している経営者が増加してます。ここでは、コロナショックが業界にどのような影響を与えたのかを見ていきましょう。

 

コロナ禍で需要を伸ばした業界とは?

連日の報道では、多くの業界がコロナ禍で苦しんでいることが伝えられています。しかし、なかには需要が伸びている業界も存在します。外出自粛となり、新たに生まれたのが「巣ごもり消費」と呼ばれるもの。

 

たとえば、運動不足を解消するためのエクササイズグッズや、在宅時間を充実させる動画配信サービス、ゲーム関連などは売上が伸びています。これに応じて、テレビやDVDプレイヤーなどの家電も好調です。

 

フードデリバリーは、コロナ禍で売上を伸ばしている代表的な業種です。また、外出自粛のストレスを解消するため、お取り寄せグルメで贅沢気分を味わうというニーズも増加しています。

 

逆に、アフターコロナで業績悪化が心配されている業種は、観光・旅行、飲食店、百貨店など。「Go to トラベル」や「Go to イート」など、政府による支援対策も取られているので、今後に注目したいところです。

 

移動販売・キッチンカーへの影響とは?

では、コロナショックにより、移動販売・キッチンカーにはどのような影響が出ているのでしょうか。結論からいうと、「売上が見込めなくなった場所」と「売上が伸びている場所」に変化が起こり、結果として好調な傾向にあります。

 

売上が見込めなくなった場所のひとつが、オフィス街です。在宅ワークが進んだため、オフィス街での売上は減少という状況になりました。売上が減少したもうひとつの場所はイベント会場です。もともとキッチンカーはさまざまなイベントへの出店依頼がありますが、コロナ禍でイベント自体が激減したため、売上が見込めなくなりました。

 

では、どこで売上が伸びているのでしょうか。それは、まさに「巣ごもり消費」となる住宅地なのです。

 

外出自粛となったものの、毎日自炊するのは面倒なため、テイクアウトやデリバリーが急増しました。また、在宅ワークの合間に一息つくのに、移動販売・キッチンカーのスイーツやカフェメニューが人気を集めています。

 

移動販売・キッチンカーは、マンションや団地など住宅が多いエリアで販売することも、もちろんできます。「人が集まる場所に移動できる」という最大のメリットを活かし、コロナの打撃を受けずに売上を伸ばすことができているというわけです。

 

固定店舗から移動販売への業種転換も加速

コロナ禍で大打撃を受けたのは「自らが移動できない業種」です。これらの業種は、「人を移動させる」ことで売上を伸ばすため、外出自粛となるとダイレクトに影響を受けます。

 

これを受けて、コロナショックで売上が激減してしまった飲食店経営者が、移動販売・キッチンカーへと業種転換するケースが急増しました。キッチンカーは最短1カ月程度での開業が可能であり、開業コストも固定店舗に比べると圧倒的に安価です。

 

なんとか急場をしのぎたいという経営者が多いほか、将来を見越して業態転換したいという方も目立ちます。飲食店からの業種転換であれば、もともと飲食業のノウハウは持っているので、再スタートのハードルが低い点も後押ししているといえるでしょう。

 

移動販売・キッチンカーが将来的にも安定経営につながる理由とは?

 

コロナ禍で注目度が高まった移動販売・キッチンカーですが、将来性においても安定経営が期待できることをご存じですか?その理由を一つずつ見ていきましょう。

 

「移動できない人」を助ける存在として期待されている

コロナ禍では、外出自粛で疲れている方やストレスを受けている方の役に立てる存在としても、移動販売・キッチンカーのニーズが高まりました。

 

実際に自宅付近でキッチンカーを利用されたお客様からは、

「キッチンカーがくるとワクワクする」

「一息つくきっかけになるから嬉しい」

「子供が喜ぶ」

というような声が多数あがっています。

 

今後の日本は少子高齢化が進み、外出がままならない高齢者はますます増加するでしょう。また、夫婦共働き世帯が多い現代では、毎日の食事の準備ができないという方や、子連れでの外食が大変という声も少なくありません。

 

もちろん、ビジネスなので利益を考える必要はありますが、「移動したくてもできない人の支えになる」という意味では、社会的な貢献につながる、やりがいある仕事といえるでしょう。

 

営業場所・メニューの可能性は広がり続ける

コロナ禍でも安定的に売上を伸ばすことが可能なことからわかるように、移動販売・キッチンカーは「人が集まる場所に移動」して営業できる点が最大のメリットです。

 

コロナ収束後は、オフィス街やイベントへの出店で利益を得ることも見込めますが、今回のように想定外の事態が起きたとしても、営業場所に困るということはありません。コロナによって住宅地での可能性が広がったように、また新たな可能性が出てくるといえるでしょう。

 

また、メニューの幅が広い点も移動販売・キッチンカーの特長です。テイクアウトの定番人気メニューを提供するのは安定経営のポイントのひとつですが、他の移動販売では提供していない独自のメニューを加えるという方法もあれば、得意な看板メニューで勝負するというやり方で売上を伸ばす方法もあります。

 

季節感を取り入れるなどの工夫をすれば、リピーターを飽きさせることもありません。場所を移動しながら、各地にファンを作れるというのも移動販売・キッチンカーの魅力です。

 

あらゆる環境に適応して利益を生み出せる

固定店舗では、立地によって客層が変わるため、その地域のニーズに合わせた内外装やメニュー構成、営業時間などを検討する必要があります。

 

しかし、仮に店舗のコンセプトとニーズがうまく合致しなかったことがわかっても、立地やお店の設備は簡単には変えられないので、「やってみたら失敗した……」という失敗は意外に多いのが現状です。また、家賃や人件費など固定費の割合が高いため、一定以上の売上を維持できなければ、途端に赤字経営となってしまいます。

 

その点、移動販売・キッチンカーは開業資金を抑えられるので、そもそもリスクが低い状態からスタートできます。くわえて、家賃がかからず、個人営業であればスタッフを雇用する必要もないため、固定費を最小限に抑えられる仕組みになっています。

 

つまり、飲食店よりも圧倒的に利益率が高いビジネスということ。人が集まる場所に移動し、ニーズにマッチするメニューを提供できる点も安定経営ができるポイントです。

 

コロナをきっかけにテイクアウトの人気が加速しましたが、アフターコロナでも移動販売のニーズはさらに高まると見込まれています。将来的にも安定経営が期待できるビジネスといえるのです。

 

移動販売・キッチンカーを開業するには?

 

では、実際に移動販売・キッチンカーを開業するにはどのようなステップを踏めばよいのか、

順に見ていきましょう。

 

車両や設備を準備

車両は、主に新車を購入して製作する方法と、中古のキッチンカーを購入する方法とがあります。

 

●新車の購入

新車を購入してキッチンカーを製作するという方法です。自分の理想を実現できるというメリットがありますが、未経験者の場合は難しいこともあります。ノウハウがある人からアドバイスをもらったり、数社から見積もりをとったりして決めることをおすすめします。

 

●中古車の購入

キッチンカーの設備が整っている中古車を購入するという方法です。手軽な方法ではあるものの、状態の良い車両はすぐに売れてしまうのが難点です。価格の安さだけで購入すると、あとでメンテナンス費用が膨らむということもあるため、細部までしっかり確認することが大切です。

 

保健所などの許可

固定店舗と同様に、移動販売・キッチンカーで営業を開始するには保健所の許可が必要です。

 

●保健所の営業許可

保健所の許可は、地域によって条件が異なるため確認しておきましょう。主なチェック項目には、次のようなものがあります。

 

・運転席と調理場は区切られているか

・給水・排水タンクの容量は十分か

・石鹸を常備して手洗いや消毒ができる状態になっているか

・シンクの数は足りているか

・食品や食器、器具類などの収納スペースが確保されているか

・換気扇が設置されているか

 

●食品衛生責任者の資格

食品衛生責任者とは、食品衛生の管理者のことをいいます。食べ物を扱う場合に必須の資格で、営業許可を受けるキッチンカーに1人いればOKです。資格は、保健所などが実施している講習会を受講すれば取得できます。栄養士や調理師などの有資格者は、講習を受けなくても食品衛生責任者になることができます。

 

メニュー決定・仕入

続いて、移動販売で扱うメニューを決めます。

 

大きくは、「食事・お惣菜系」と「スイーツ・カフェ系」に分かれます。食事・お惣菜系の代表的なメニューは、お弁当やサンドイッチ、カレー、焼き鳥、唐揚げなど。スイーツ・カフェ系メニューでは、クレープやワッフル、コーヒー、ラテなどが主なものとしてあげられます。

 

飲食業が未経験の場合は、スイーツ・カフェ系が始めやすいといえるでしょう。とくに、食材原価のリスクが小さく利益を生みやすいのは、「粉物」といわれるクレープやワッフルなどです。

 

また、短時間で効率的に提供できるメニューは売上を伸ばしやすいというメリットがあります。自分の好きな分野や、売上・利益の観点も含めて慎重に検討しましょう。

 

出店場所の確保

移動販売・キッチンカーの出店場所として代表的なのは、イベント会場やオフィス街、スーパーやショッピングモールなどです。

 

●イベント会場

お祭りや野外フェス、住宅販売展示場、学園祭、オープニングイベントなど、移動販売・キッチンカーにはさまざまなイベントへの出店依頼があります。イベントにはたくさんの方が集うだけでなく、財布の紐がゆるみやすいということもあるため、1日で大きな売上を作ることも可能です。

 

●オフィス街

オフィス街では、ランチタイムのお食事メニューや、カフェタイムのテイクアウトメニューが人気です。固定ファンをつかみやすいというメリットがあります。

 

●スーパーやショッピングモール

スーパーやショッピングモールは、平日、休日ともに多くの人が買い物に訪れ、移動販売・キッチンカーのニーズが高い場所のひとつです。駐車場の一角を利用することができます。

 

このほかにも、さまざまな場所での出店が可能です。出店場所によって売上が大きく変わるので、見落とされがちな場所を探してみるなど新規開拓する意気込みも大切です。

 

コロナ禍で移動販売・キッチンカーの開業を助けるフランチャイズ

 

コロナ禍でも安定的な売上を作ることができる移動販売・キッチンカーについて紹介してきました。開業資金が安く、短期間で営業をスタートできるというメリットがありますが、ノウハウがない方にとっては「何から着手すればよいのか」「本当にうまくいくのか」という不安がつきものでしょう。

 

そんなときには、フランチャイズという選択肢もあります。まずは説明会に参加するなど情報収集して、移動販売・キッチンカーのビジネスについて理解を深めておくと失敗が少なくなります。

 

クレープ・スイーツ専門の移動販売・キッチンカー「カラーカフェ」では、フランチャイズオーナーを募集中です。

 

「カラーカフェ」フランチャイズの特徴

1)業界最安値の低資金で開業できる

2)加盟金・ロイヤリティ不要

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(車輛、塗装、研修、道具、看板、ロゴ、HP、仕入れ、集客、サポート)

4)出店場所の紹介もOK

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6)オリジナル屋号での開業が可能

7)バラエティに富んだスイーツメニューでアレンジも自在

8)独自の仕入れシステムで固定費をさらに安く

9)開業後も経営をサポート

 

相談や資料請求はお気軽にどうぞ!

詳しく聞いてみたいという方は、ぜひ開業説明会にご参加ください。

 

お問い合わせはこちら|

クレープ・スイーツ専門の移動販売・キッチンカー「カラーカフェ」

 

 

開業説明会へ是非お越しください。

まずは資料請求をしていただき、事業内容やフランチャイズについて
ご興味がございましたら、ぜひ開業説明会へご参加下さい。
移動販売開業についての不安や疑問はなんでもお気軽にご相談下さい。

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