2021.02.20 移動販売(キッチンカー)開業お役立ち情報

【保存版】移動販売・キッチンカーの開業準備9ステップと開業時にありがちな失敗例!

 

低予算で開業できる移動販売・キッチンカーは、セカンドキャリアや副業に選ぶ方も多い人気の業種です。とはいえ、「何から始めればいいの?」という疑問を持っている方も多いでしょう。未経験者でも出店ハードルが低いといわれてはいるものの、初めての独立開業を成功させるには、さまざまな準備が必要です。

 

ここでは、移動販売・キッチンカーの開業準備のノウハウを詳しく解説するとともに、開業時にやってしまいがちな失敗例もあわせて紹介します。これからキッチンカーを開業したいと考えている方は、ぜひ参考してください。

 

移動販売・キッチンカーを開業するまでの9ステップ

移動販売・キッチンカーの開業を成功させるには、しっかり計画を立ててから段取りよく進めるのがポイントです。次の9ステップで進めていきます。

 

扱うメニューを決める

移動販売・キッチンカーの場合、取り扱うメニューによって、必要な車両や設備が変わります。また、保健所で取得しなければならない営業許可の種類も変わるため、まずは取り扱うメニューを決めるところからスタートします。

 

おおよその予算を決めてから、その中で対応できるメニューを検討するという進め方もありますが、キッチンカーの開業を考える人の多くは「こんなキッチンカーをやりたい!」という夢があったり、「自分の得意分野を活かしたい!」という思いがあったりするもの。

 

メニューを先に検討するメリットには、こうした「わくわく感」が準備段階のモチベーションを支えること、また、商材を決めることでより具体的な予算計画を立てやすくなることも挙げられます。

 

メニューを決めるときに考えるべきポイントは、次の3つです。

 

収益性の高いメニューか

キッチンカーは固定店舗の飲食店と比較すると、地代家賃や人件費といったコストを抑えられるため、収益性が高いビジネスになっています。ただし、継続的にしっかり収入を得たいと考えるなら、利益を意識したメニューを選定することが重要です。

 

移動販売・キッチンカーで提供するメニューは、大きく次のように分類できます。

 

食事系・お惣菜系メニュー

・お弁当

・サンドイッチ

・メロンパン

・カレー 

・ケバブ

・ロコモコ

・タコライス 

・焼き鳥

・たこ焼き

・唐揚げ など

スイーツ・カフェ系メニュー

・クレープ

・ワッフル

・チュリトス

・かき氷(シェイブアイス)

・コーヒー・ラテ

・スムージー

・タピオカドリンク など

 

キッチンカーの収益性に大きく関わるのが原材料費です。食材の原価が高いと、当然ながら利益率が低くなります。また、見込んでいたほど売れず、仕入れた材料を処分しなければならない状況になると、利益の損失も大きくなります。

 

利益率が高く、仕入れの無駄が発生しにくいといわれるのが「粉物」といわれるクレープやワッフルなどです。材料の多くは常温保存ができ、無駄なく次の販売に使うことができるというメリットがあります。

 

このように、メニューを決める際は収益性を意識することが重要なポイントとなります。

 

出店場所でニーズの高いメニューか

出店場所や営業時間帯によって、売れ筋の商品は変わるものです。そのため、自分が想定している出店場所や営業時間を視野に入れながら、ニーズの高いメニューを検討するのもポイントのひとつです。

 

たとえば、ランチタイムのオフィス街や公園であれば食事系メニューのニーズが高くなっています。また、ショッピングモールや住宅街など、場所を問わず人気があるのがお惣菜系とスイーツ・カフェ系メニューです。

 

移動販売・キッチンカーはさまざまなイベントへの出店ニーズも高いので、出店戦略を描いたうえでメニューを検討するとよいでしょう。

 

衛生管理・オペレーションが効率的にできるか

キッチンカーでは大きな冷蔵庫を積載できないので、衛生管理を効率的に行えるメニューかどうかという点にも注意を払わなくてはなりません。食中毒が起きれば、キッチンカーとしては死活問題となります。

 

また、注文を受けてから提供するまでの時間をいかに短縮できるかというオペレーションの効率も、キッチンカーの売上に大きく影響します。衛生面・効率面を踏まえて、キッチンカーでの販売に適しているメニューかどうかという点を慎重に検討しましょう。

 

予算を決める

次に、開業するための予算計画を立てます。キッチンカーの開業にかかる資金は一般に250万~400万円程度となっていますが、車両や設備にどれくらいの費用をかけるかによって幅が出ます。

 

移動販売・キッチンカーの開業にかかる主な費用項目は、以下の表の通りです。取り扱うメニューによって必要な設備などが変わるほか、駐車場代や仕込み場所を確保するための費用にも幅があるため、金額はあくまでも目安としてください。

 

▼開業資金

項目

費用の目安

車両購入費

・新車のキッチンカーを購入する場合

200万~500万円程度

※車両の大きさで幅がある

・中古のキッチンカーを購入する場合

 80万~250万円程度

・レンタカーの場合

 月30万程度~※契約期間によって異なる

・自分の車を改造する場合

改造費100万~150万円程度

駐車場・仕込み場所の確保

30~50万円程度

調理器具

3万~10万円程度

備品(使い捨て容器など)

1万~3万円程度

看板・のぼり・チラシ・HP制作など販促費

3万~10万円程度

営業許可・資格取得費用

・保健所の営業許可:1カ所1万5,000円~2万円程度

・食品衛生責任者の資格取得:1万円程度

 

開業資金にくわえ、毎月の運営には運転資金も必要になります。主な運転資金の項目には、次のものがあります。

 

▼運転資金

・仕入れ・原材料費

・備品(使い捨て容器など)

・ガソリン代

・駐車場代

・車検、保険料

・出店料(出店場所によって異なる)

・チラシ・広告などの販促費

・水道光熱費

 

運転資金は、原材料費や車両維持費などによって大きく変動します。一般に移動販売・キッチンカーの原材料費は売上の20~30%程度です。車両にかかる費用は駐車場代によって大きく変わりますが、1カ月あたり15万円程度を目安にしておくとよいでしょう。

 

運転資金が毎月どれくらい必要となるかについても、予算計画を立てる際にシミュレーションしておく必要があります。開業後すぐに利益が出るとは限らないため、少なくても半年先までの運転資金を組み込んで、必要な予算を出しておくようにしましょう。

 

資金を準備する

予算を決めたら、資金を準備します。手持ちの資金ですべてをまかなえるならよいですが、不足する場合は資金調達を考えることが必要です。

 

資金調達方法には、金融機関から融資を受ける方法と、補助金・助成金を活用する方法との大きく2つがあります。

 

●金融機関から融資を受ける方法

金融機関からの融資で最優先に検討すべきは、政府系金融機関である日本政策金融公庫からの借入です。金利2%前後と、民間の銀行や信用金庫などと比べると低金利での借入が可能です。返済期間も長く設定できるため、無理のない返済計画を立てやすいというメリットがあります。

 

また、基本的に無担保・無保証人での借入が可能で、個人事業主など小規模事業者への創業融資を積極的に行っているため、初めての独立開業でも借入のハードルが低い点もメリットです。

 

創業時の融資制度では、新たに事業を始める人を対象とした「新創業融資制度」があります。ただし、借入では自己資金が10分の1以上という条件があるため注意しましょう。また、審査には各種の提出書類を揃える必要があり、審査に2カ月程度の期間を要することがあるので、余裕を持って準備を進めることが必要です。

 

日本政策金融公庫|融資制度一覧

 

●補助金・助成金を活用する方法

国や自治体が行っている補助金・助成金制度を利用するのも資金調達方法のひとつです。補助金・助成金の最大のメリットは、融資と違い、返済の義務がないこと。

 

移動販売・キッチンカーで利用できるものでは「ものづくり補助金」や「地域創造的企業補助金」などがあります。また、コロナ禍で飲食店が深刻なダメージを受けたことから、現在は移動販売・キッチンカーの開業を支援する制度を設けている自治体も多くなっています。開業する地域でどんな制度を利用できるか、情報をこまめにチェックするようにしましょう。

 

車両を準備する

続いて、移動販売・キッチンカーの要となる車両を準備します。キッチンカーの主な種類と特徴は次の通りです。

 

車種

特徴

軽バンタイプ

・車両の購入費・維持費が安い

・見た目をかわいらしく仕上げられるため、出店場所で存在感をアピールしやすい

・コンパクトなので出店場所に困らない

・車内が狭いため、複数人での作業には不向き

軽トラタイプ

・車両の維持費が安い

・立ったままで調理・販売ができるので多くのメニューに対応する

・コンパクトなので出店場所に困らない

・荷台にキッチン部分を作るため製作費がかさみやすい

普通車バンタイプ

・車内が広いので複数人での作業が可能

・天井が低い車種の場合、長時間の作業では負担がかかりやすい

・車両の維持費は軽タイプよりも高くなる

大型トラックタイプ

・立ったままで調理・販売ができ、複数人での作業も可能

・車体が大きい分、出店場所でのインパクトを出しやすい

・積載量が増えるので大型イベントにも対応できる

・街中ではスペースを確保しづらいなど出店できる場所が制約される

・車両の購入費・維持費は高くなる

 

キッチンカーを準備する方法には、新車を購入して改造する方法と中古のキッチンカーを購入する方法、キッチンカーをレンタルする方法の大きく3パターンがあります。予算や作業人数、出店場所などを考慮したうえで、車種と準備方法を慎重に検討しましょう。

 

設備を整える

キッチンカーに必要な設備を整えます。ここで重要なのは、次項で詳しく説明する、保健所の営業許可をとれる状態にするということ。必要な設備は、主に次のようなものです。

 

  • シンク
  • 冷蔵庫・冷凍設備
  • 換気設備
  • 棚・収納ケース
  • 衛生面を維持しやすい材質の内装

 

キッチンカーに不備があり営業許可を取れないということになると、時間的にも費用的にも大きなロスになります。事前に保健所の営業許可の条件を十分に確認したうえで、準備を進めましょう。

 

食品衛生責任者・保健所の営業許可をとる

車両の準備が整ったら、出店に必要な手続きをとります。移動販売・キッチンカーの場合、食品衛生責任者の資格と保健所の営業許可が必要です。ひとつずつ見ていきましょう。

 

食品衛生責任者の資格

まずは、食品衛生責任者の資格をとります。食品衛生責任者とは食品衛生の管理者のことで、食べ物を扱う仕事をするときに必須の資格です。キッチンカー1台につき1人いればOKです。

 

資格は、食品衛生協会が実施している講習を受講すればとることができます。なお、調理師や栄養士などの有資格者は申請するだけで取得できます。資格取得にかかる費用は1万円程度です。

 

保健所の営業許可

営業許可は、出店する地域を管轄する保健所で取得する必要があります。保健所の管轄地域をまたいで出店したいという場合は、それぞれの保健所の営業許可が必要になることに注意してください。

 

複数の地域で営業許可を取るには、それだけ手間と費用がかかるので、あらかじめ計画に入れておきましょう。営業許可をとるときに注意すべきことを整理すると、次の3点になります。

 

  • 営業許可の条件は地域によって異なる

各地域の保健所によって、営業許可の条件が異なっています。出店する地域の条件を事前に確認したうえで、検査に通るように設備を整えておくことが重要です。主なチェック項目には、次のようなものがあります。

 

・運転席と調理場が区切られているか

・給水・排水タンクが設置されているか・容量は十分か

・シンクの数は足りているか

・石鹸を常備して手洗い・消毒ができるようになっているか

・換気ができるか

・冷蔵庫・冷凍庫が設置されているか

・食品や器具類などの収納スペースがあるか

・ゴミ箱はあるか

 

  • 取り扱うメニューによって取得する営業許可の種類が異なる

移動販売・キッチンカーの営業許可の種類は、車内での調理加工ができる「食品営業自動車」と、包装された食品の販売のみを許可する「食品移動自動車」の2つに分かれ、さらに業種別に許可の種類が異なります。

 

分類

許可業種

条件

食品営業自動車

飲食店営業

・車内で調理加工し、その場で販売する

・生ものの取り扱いはできない

・車内での調理加工は、小分け・盛り付け・加熱処理などの簡単なものに限る

喫茶店営業

菓子製造業

食品移動自動車

食料品等販売業

・別の仕込み場所などで調理した食品を販売する

・あらかじめ包装されたもののみ販売できる

 

乳類販売業

食肉販売業

魚介類販売業

 

車内で調理加工して販売する場合は「食品営業自動車」となり、たとえばクレープは菓子製造業、ケバブは飲食店営業となります。別の場所で調理・包装したお弁当やパンなどを販売する場合は「食品移動自動車」です。

 

クレープもドリンクも扱いたいというときは、菓子製造業と喫茶店営業の商法の許可をとる必要があるというように、業種別に許可が必要な点にも注意してください。

 

  • 仕込み場所にも営業許可が必要

キッチンカーで提供するメニューを別の場所で仕込む場合は、仕込み場所の営業許可も必要です。仕込み場所の確保では、次のいずれかの方法をとることになります。

 

・知り合いの飲食店の厨房を使わせてもらう

・仕込み場所を別に借りて営業許可をとる

 

ただし、保健所によってはどこまでの作業を仕込みとするのか、また、仕込み場所についても基準が異なっているので、事前に確認しておきましょう。

 

また、仕込み場所を別に借りるとなると固定費がかさんでしまう点にも注意が必要です。固定費を抑えたいなら、仕込みの必要がないメニュー構成にするといったことも検討しましょう。

 

出店場所を確保する

どこにでも移動できるのがキッチンカーの大きなメリットですが、出店場所を確保しなければ営業はできません。出店場所ごとの特徴と、探し方のポイントを見ていきましょう。

 

移動販売・キッチンカーの出店場所

キッチンカーの出店場所として多いのは、オフィス街やスーパー・ショッピングモールの駐車場、イベント会場などです。直近では、コロナ禍で外出自粛となった影響を受けて、団地やマンション群など住宅地での販売ニーズも高まっています。

 

出店場所ごとの特徴は、以下のようになります。

 

場所

特徴

オフィス街

・働いている人がターゲットで、平日のランチのニーズが高い

・安定的な売上が見込めるが、人気エリアの場合は出店場所の競争率も高い

スーパー・

ショッピングモール

・施設を訪れた際の「ついで買い」となるため、軽食系やスイーツ、喫茶メニューのニーズが高い

・施設自体に集客力があるほど売上増が見込めるが、営業時間は施設に合わせる必要がある

イベント会場

・大小さまざまなイベントでニーズがあり、1日で大きな売上を上げることも可能

・大きなイベントではキッチンカーの競争率も高まるため、開業後すぐは小さなイベントやお祭りで出店実績を積むのも良い方法

・イベントによっては出店料が高く、割に合わない場合もあるので事前にシミュレーションする必要がある

住宅地

・ファミリー層が多い住宅地では軽食系やスイーツ系の人気が高い傾向がある

・住んでいる人の特徴や嗜好性をリサーチして、ニーズの高いメニューを用意するのがポイント

 

 

出店場所の探し方

出店場所の開拓は、キッチンカーオーナーとして常に意識しなければならないことです。出店場所を探すときは、次の2点を実践しましょう。

 

  • どんな場所ならニーズが高そうかイメージする

自分が扱うメニューならどんな場所で売れそうか、イメージを持つことが第一歩です。出店する地域の中で、具体的な場所をイメージすることがポイントです。もしキッチンカーがまだ出店していないような場所を思いつくことができたら、新たなニーズを掘り起こすこともできるでしょう。

 

  • 情報収集する

出店場所の候補を絞り込めたら、次に出店場所の情報を集めます。リサーチでは、ネットやSNSで情報収集するのが手っ取り早い方法です。また、商工会議所や観光協会などとのつながりを作り、イベントやお祭りがあるときに声をかけてもらえるようにするのも良い方法です。

 

出店したい施設が決まったら、コンタクトをとって出店の交渉を行います。なお、公道での営業には警察の許可が必要となるため、イベントなどの特別な事情がない限り、通常は許可を得るのは難しくなっています。私道の場合は所有者の許可を得ればよいので、一般にキッチンカーは私道での営業が多くなります。

 

また、公園内での営業は所轄の管理事務所の許可が必要です。自治体によっては、公園への集客を目的にキッチンカーの誘致を行っていることもあるので、HPやSNSは常にチェックしておきましょう。

 

仕入れ

食材の仕入れは原価率や味を左右するため、とても重要です。たとえ安く仕入れられたとしても、品質が悪ければお客様の満足度が下がり、結果として売上を伸ばせなくなります。

 

また、当然のことながら、安全面にもしっかり注意を払っている仕入れ先が望ましいといえます。仕入先を選ぶ際、次の点に注意しながら、より良い取引ができるか確認しましょう。

 

  • 品質は安定的に担保されているか
  • 食材の価格が適切か・安く提供するための取り組みがあるか
  • 配送費用は安価か
  • 小ロットにも対応しているか
  • 掛け払いが可能か

 

出店

以上の準備が整ったら、いよいよ出店です。実際にスタートしてみると、予想していなかったことが起きたり、新たな気づきを得られたりするものです。お客様の動向や人気メニューの傾向など、実践でしかわからない情報を集めながら、トライ&エラーを繰り返すのも重要なステップです。

 

どんなビジネスにも共通することですが、同業者や異業種の業者など、多くのつながりを作れるほど情報交換や助け合いができるようになります。周囲とのコミュニケーションも大事なポイントと心得ておきましょう。

 

移動販売・キッチンカーの開業時に多い失敗とは?

ここでは、移動販売・キッチンカーの開業時に多く見られる失敗例を紹介します。失敗には原因が必ずあり、そこから学べることは多々あります。事前に知っておくことで、成功の可能性を高めることができます。

 

開業前の計画不足で失敗するケース

開業前の計画で失敗するケースで多いのは、キッチンカーの購入費・改造費にコストをかけすぎてしまうということ。開業時はあれこれと思いが膨らみ、すべて実現したいと考えがちですが、開業資金で無理をしてしまうと、その後の経営にも大きく影響します。

 

実際に営業をスタートすると、不測の事態に陥ることもあります。計画段階ではさまざまなシミュレーションをして、できるだけ余裕を持ってスタートできる体制を整えることが重要です。

 

保健所の営業許可で失敗するケース

保健所の営業許可の失敗では、事前の情報不足が原因で、営業許可を取れる車両・設備になっていなかったというケースが多く見られます。下調べをせずにぶっつけ本番で営業許可をとることは、ほぼできません。

 

また、一度不誠実な印象を持たれてしまうと、その後の審査や指導が厳しくなるなど後々に影響することもあります。事前の準備は入念に行うようにしましょう。

 

取り扱いメニューを決めるときに失敗するケース

メニューを決める際の失敗で多いのは、次の3つです。

 

  • 食材の原価が高すぎて利益を出しにくい
  • メニューが出店場所のニーズに合っていない
  • メニューが多すぎて食材の廃棄ロスが多い
  • 注文を受けてから提供するまでのオペレーションが煩雑で販売数を伸ばせない

 

食材の原価率が高くなると利益が出せず、経営を継続するのが難しくなります。また、独自性を打ち出そうと個性的なメニューを用意したものの、そもそものニーズが少ないため売上が伸びないという失敗ケースもあります。

 

いっけん平凡と思えるメニューでも、定番の人気メニューはやはり売上を伸ばしやすいという点は、キッチンカービジネスで押さえておきたいポイントです。独自性を出したい場合は、そこに季節感やトッピングなどの工夫をくわえたり、サイドメニューとして挑戦してみたりという方法もあります。

 

食材の廃棄ロスやオペレーションの効率性も、キッチンカーでは強く意識すべきポイントです。キッチンカーの売上・利益を作るうえで重要なのは、原価率を抑えることと、販売数を伸ばすことの2点に集約されます。

 

そのため、メニュー数を絞ってロスを抑え、効率的なオペレーションで提供時間を短縮することが重要なポイントとなります。

 

出店場所の確保で失敗するケース

出店場所の確保では、「出店できる場所を見つけられない」「交渉がうまくできない」という声が多く聞かれます。出店場所を見つけるのは、オーナーとして重要な取り組みです。日頃からアンテナ感度を上げて情報をいち早くキャッチするとともに、「待ち」の姿勢ではなく「攻め」のスタンスで行動することが重要になります。

 

また、交渉に手間取ってしまうと、競合に先を越されてしまうこともあります。事前に企画書を作っておくなど、準備を怠らないことが成功の秘訣です。自分のキッチンカーの魅力や安全面などを漏れなく伝えられるよう、内容をしっかり作りこんでおくとよいでしょう。

 

開業サポートをしてくれるフランチャイズも選択肢に入れよう

 

固定店舗の飲食店に比べると、移動販売・キッチンカーは開業までのハードルが低いといわれます。とはいえ、ここまで解説してきた通り、成功するにはさまざまなノウハウが必要です。

 

初めての独立開業を失敗に終わらせたくないという場合は、実績・ノウハウを蓄積しているフランチャイズで開業するのもひとつの選択肢です。まずは説明会に参加するなどして、情報収集することをおすすめします。

 

 

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開業説明会へ是非お越しください。

まずは資料請求をしていただき、事業内容やフランチャイズについて
ご興味がございましたら、ぜひ開業説明会へご参加下さい。
移動販売開業についての不安や疑問はなんでもお気軽にご相談下さい。

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